若鍋孝司さん(RISE Japan株式会社 代表取締役・ワンナップ英会話恵比寿校)
株式会社セルム上席執行役員、ファーストキャリアファウンダー
東京農業大学農学部醸造学科卒 株式会社ニチレイ入社。主に人事部門にて採用及び全社研修の企画、人事制度改革などを担当。その後株式会社セルムに入社し、セルム関西支社を立上げる。関西大手優良企業10数社の人材育成体系の企画支援、次世代経営幹部研修、全社キャリア研修体系構築等をプロデュース。2006年、株式会社ファーストキャリアを設立し代表取締役に就任。若手社員を育てる為の各種ノウハウ・ナレッジを開発・集約し、企業や組織における本質的な人材育成の実現を推進。また、若手の成長・育成に関わる講師の育成、大手企業や団体への講演活動なども手掛ける。
2015年より上智大学非常勤講師。2015年、English Immersion Programを子供達に提供するインターナショナルプリスクール・アフタースクールを運営するRISE Japan株式会社を設立し、代官山校を開校。2016年、株式会社セルム上席執行役員に就任。2018年よりSocialization Businessの一環として、障害者雇用をはじめとした組織のDiversityとInclusionを推進する会社NANAIROを管掌。著書には「20代でファーストキャリアを築ける人、築けない人」などがあり、新聞・雑誌にも寄稿多数。
- 若鍋さんが英語を始めようと思ったキッカケを教えて下さい。
当時、シンガポールで組織開発・人材開発のカンファレンスに参加して、あまりにも英語が出来ないのでやっぱりやり直さないといけないなと感じたのがきっかけですね。それで英会話スクールを探しました。
それまでは英語は殆ど使っていなくて、やらなきゃいけないというのはそれまでもあったんです。ただ20代の前半というのは、仕事も出来るようになりたい、人脈も作りたい、資格も取りたい、そういった中に英語もあるんですけど、私はそれらを取捨選択する上で英語を切りました。まずは日本語で良いからプロになろうと思ったからです。その結果英語とは遠ざかるようになりました。(そしてそれから年月が経ち)そろそろ英語をやるのも良かろうと。逆に他の分野で学ぶものが少なくなって、今欠けてるピースって何かを考えてみると英語だと。そう思ったのが36歳の時でした。
- 英会話スクールはいくつかご覧になりましたか?
いえ。見ていないんですよ。“恵比寿”“英会話”で探しました。そうすると他のG社とか出てくるんですけど(笑)。知ってるところはやめようと思ってですね。いくつか出てきた英会話スクールのウェブサイトを読んだ時に「ここは何か面白そうだな」と思って見つけたのがワンナップです。私は仕事が忙しくて英会話を数社見る余裕が無いんですよ。だから、やるのかやらないのかというだけだったのでその場で決めました。
- 実際始めて見てどうでしたか?
ネイティブ講師を前に愛嬌をふりまいている自分がいました(笑)。最も長いキャリアが営業職ですから、その場をとにかくやり過ごして50分終わらせるのがやっとでした(笑)。
- 私が最初に若鍋さんにお会いしたのが英文法講座でした。今でも覚えていますがその時、一番前に座っているいかにも仕事が出来そうな迫力のある人がいるなと思いました(笑)
一番前に座ると、話してる方と場を一体にできるというか、ファシリテーターと会話が出来る感覚があるので基本的に私はいつも前を選んで座るようにしているんですよ。ある意味外野がいない良い環境なんですよね。
- ワンナップに通って英語力はどうなりましたか?
英会話は出来るようになりましたね。初級レベルでのスタートでしたが、今では外国人と飲みに行ったりしても普通に喋れるようになっています。また自分で新たに子供向けのインターナショナルプリスクール・アフタースクールを立ち上げましたので、会社の方針を英語でスピーチしたり、毎日外国人と英語でやり取りできるようになったのは一つの成果ですね。ただ、高いレベルでビジネス上のやり取りするというのは難しい所があります。
- ワンナップで良かったと思った点は何かありましたか?
一つにはアドバイザーだと思います。カウンセリングを日本人にしてもらえるというのはやはり大きいですよね。私がワンナップを選んで学習を続けたのは英語だけでなく「人」や「コミュニケーション」に価値を置いているからです。英会話という無形の商品を扱うアドバイザーの皆さんの仕事は「人を動かす」ことだと思うんですよね。人をインスパイアして英語学習を促し、習慣化のサポートをする。私は「英語が好き」ではありませんから、特に日本人アドバイザーの存在は大きかったですね。
それから初級者向けの文法講座。あれはとても良かったです。講座には海渡さんが登壇していたのですが、内容とファシリテーションに感動しました。職業柄、数えきれないほどのプレゼンや講演、ファシリテーションを見てきたのですが、言葉の選択やたとえ話、腹落ちまでの道筋がとても良かったです。発想や思考の切り口も抜群に面白いだけでなく、気難しそうなのにフレンドリーなところが、なかなか見ることのないオーラでした。
ワンナップには普通に生徒として通うだけではなく、そこで出会う人(アドバイザー)や、スクールの経営者の考え方、そして(経営者との)関わりがあるというのがここで英語を続けてこれた理由です。
- 実際に若鍋さんとはスクールでの関わりから、お仕事もご一緒させて頂きました。
そうですね。当時私はファーストキャリアという会社を経営していました。ある大手グローバル企業の若手社員研修プログラムを設計・構築している時にそれを実施する講師を調整していたんです。その頃ワンナップ英会話で開催されたセミナーに参加し、その後の居酒屋での食事会で「英語でビジネスの基本を教えられる人っていますかね」と軽く馬場さんにお話ししたところ、「社長(海渡さん)なら出来ますよ!」と紹介されました。それで海渡さんに登壇頂いたんですよね。あの時はお世話になりました。でもあれはほんとに大変な場でしたね(笑)
- あれは楽しかったですね!ただ現場はとても荒れましたが(笑)あの時は本当に良い経験をさせて頂きました。
※続きは音声でお聞き頂けます。
対談の後半では、若鍋さんが考える「出来るビジネスパーソンとは」などをお話し頂いています。音声版ではそちらも収録されていますのでぜひ音声版もお聞きください。
この度はインタビューにご協力頂きありがとうございました!!
※ワンナップ英会話に関するインタビューのやり取りは、ラジオ生放送の時のものと、放送終了後に追加で実施した内容を合わせて掲載しております。
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