気軽に真面目に学習論 その2です。
以前アップしたブログはこちら
気軽に真面目に学習論 その1
前回のブログを少しおさらいすると
学習をどう捉えるか(嫌だ/楽しい)によって
↓
学習方法が変化する
↓
そうすると
↓
効果が変化する
この理解を一歩進めると
嫌々勉強するより
ワクワク勉強した方が上達する。
という事になりそうです。
そして
「自分には無理」と思って勉強するのと
「自分はきっと話せる」と思って勉強するのは
学習方法と効果に影響が出る可能性がある。
という話でした。
これを受けて
自分は話せるようになると思って下さい!
・・・と言うのは簡単ですが
実際はそうは思えない人が多いのでは。
えっ?
あなたも?
そうですよねー。
(。・_・)
私も英語学習を始めた頃、
上級者の英語を聞くと
こんなに英語がうまいなんて凄すぎる!!
と羨望のまなざしを向けるとともに
自分がそうなるとは思えず絶望したものです。
ところで、
以前のブログでも紹介しましたが
ワンナップの社内調査では、
英語学習の挫折の理由ナンバー1は
「上達を実感できない」でしたので、
「自分は上達している」
と思う事は重要だと考えられます。
そうすると
「自分は上達している」
↓
「だからきっと喋れるようになる」
こんな構図も成り立ちそうです。
きっと喋れるようになると思う為には
そういった根拠が必要になります。
もちろん元々ポジティブな考え方の持ち主で
自分はきっと大丈夫!と思える人もいます。
しかし、そうでない場合はコツが必要です。
例えば、
自分自身で「イケるかも・・・」と
思う事がとても重要ですので、学習する前から
「褒められたら嘘でも鵜呑みにする」
と決めておいてください。
具体例をあげると、講師が
Oh, your English is very good!
と言ったら、疑わずに
ヤッター!と思って下さい。
アドバイザーから
いやー、大分上達しましたね!
と言われたら
ホントですかー!
ありがとうございます!!
と言ってください。
・褒められるのが苦手
・そんなに素直になれない
・気を遣って言ってくれてるんでしょ
・だって言われた事を言っただけだし
という気持ちもわかりますが
「褒められたら嘘でも鵜呑みにする」は、
もはや努力課題の一つです。
自分をノッテいる状態に持っていく事、
メンタルを前向き・ポジティブにすることが
上達に密接に関係しているのならば
無理やりにでも自己暗示をかけた方が有利です。
次に、
自分はイケるかも!と本気で思う為には
目標設定を高くし過ぎないで下さい。
わかりやすく言うと
TOEIC300点の人の目標が
TOEIC800点だとキツイという事です。
もちろん最終目標が800点という事自体は
良いですが、そのために例えば
3か月間一生懸命努力して受験して、
その結果が350点だったとすると
50点もアップしたにも関わらず
目標までの距離があまりに長すぎて
絶望してしまうかもしれません。
これに対し、
最終目標の前に細かい小目標を掲げると
やる気が持続しやすいです。
300点スタートで勉強し、350点を取得。
小目標が「まず400点」であれば
あと半分!という気持ちが湧いてきます。
それこそ、もうちょっとでイケると思えます。
直近の目標は低めに設定し、
褒められたら鵜呑みにして
イケるかも・・・と思う事。
そうすれば学ぶ意欲が維持されます。
これが学習には重要だと思います。
外国語は、自ら学ぶ意欲を持って
主体的に取り組まなければ成果が出ないと
言われていますので学ぶ意欲の維持は
とても重要なのではないでしょうか。
フー。
長くなってきましたので
次回へ続きとしたいと思います。
ではまた!
(・ω・)ノ
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