英語学習や学習方法について、
アドバイザーはいつも真剣に考えております。
ワンナップ英会話では
英会話絶対上達がキーコンセプトですので
生徒さんには絶っ対に上達してもらいたい
と思っています。
そんなわけでアドバイザーは
上達の為の学習の方法論についても
興味津々です。
そんななか、アドバイザーの一人から
以下のレポートが昨日上がってきました。
先日、生徒さんから言われた言葉の中で
お勧めされる学習方法の
理論的背景が分からなかった
という一言があり、
その言葉がここ数日気になっていました。
そこで、効果的な英語学習に関して
何か有効な研究論文はないか
調べてみることにしました。
直接的に説明できるものは
まだ見つかっていませんが、
代わりにとても面白い研究をいくつか見つけました。
それらを概観すると
英語学習に向かう動機や
学習そのものの捉え方によって
学習方法が変化する可能性が高い
ということが分かりました。
例えば
「分かること自体がわくわくするから」
「挑戦をすると新たな知識や技能を得られるから」
といった学習そのものに価値を置いて
学びをしている場合は、
新しい語句や単語を学ぶ際にも
意味を推測して理解しようとする
積極的な学習方法を取りやすいようです。
一言で言うと、
わくわくしながら勉強すると効果的
ということかなと思います。
逆に、
「周りの人に注目されたいから」
「評価を下げたくないから」
といった
学習そのものというより
二次的な付加価値を重視している場合は、
積極的な学習方法は取りづらいようです。
そして、
推測して考えながら学習するやり方の他にも、
覚えるまで単語を口ずさむようなやり方や
自分の進捗を自分でモニターしながら学習する
というやり方など
学習に効果的と考えられる方略が
提案されています。
実はそういった学習方略の背景には
「自分はきっと話せるようになる」という
自己能力への肯定的な学習観が
存在することも明らかになっているそうです。
・・・フムフム。
とても興味深いです。
ワンナップでも、
「上達」を目的にするよりも
「学び」を目的にしている人の方が
結果的に上達する傾向が強いと考えています。
しかし
学習者は皆、当然上達したい訳ですから
上達を目的にしないというのは
現実的ではありません。
でも、ここに英語学習の成功のコツが
隠れているような気がします。
ところで
英語学習のキッカケや動機付けは
人それぞれです。
・英語を積極的にやっている人
・英語学習をやらなければならない人
・英語学習をやらされている人
色々な人がいて、それぞれの学習のスタートがあり
それ自体には全く問題がありません。
ただ、最終的に(または学習の途中で)
知的好奇心が刺激され
英語学習をもっとやりたい!
と思えると良いのだと思います。
つまり、
やる気が出れば上達しやすい
のではないでしょうか。
では、そのやる気を出すためには
どういう方法があるのでしょうか。
また、
自分はきっと話せるようになる
という自己肯定的な学習感
は、学習や上達のスピードに
どのような影響があるのでしょうか。
むむむ・・・。
ヘビーな内容になる予感がしてきました。
今回はここまでとして、
次回に続きたいと思います。
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