会議で意見を述べる時や、旅行先で現地の人と話す時などに、自分の英語に自信がないためにうまく話せなかったという経験はないでしょうか。そもそも英語が苦手という方もいれば、学生の頃は英語が比較的得意であったりTOEICでハイスコアを保持しているという方でも、いざ人前で話すとなると自信がなくなってしまう方はいるかと思います。
この記事では、英語に自信がなくなってしまう原因とその解決法についてご紹介いたします。自分の英語に自信がないと感じている人に役立つ内容となっていますのでぜひお読みください。
目次
英語を間違えたって問題はない
英語学習アドバイザーとして多くの生徒さんを見ていると、英語に自信がない方の多くは、英語を間違えてしまうことを怖れていることが多いように感じます。それは、日本で学校教育を受けた人の多くが、英語を「勉強するもの」として触れてきたことに起因していると考えます。英語の授業があり、テストがあり、成績が出る。「できる・できない」「正解・不正解」という環境の中で英語に触れているうちに「間違えたら恥ずかしい」という気持ちが当たり前になってしまったのではないでしょうか。しかし、英語を勉強ではなく、コミュニケーションの手段として考えれば、少しの言い間違いは誰にでもあるもの。間違えたって、言い直せば良い。という考えになれるのではないでしょうか。本来は、気にしたり自信を失ったりする必要はないものなのです。
英語に自信がつくのは相手に「通じた」時
一方で、英語がうまく話せた時や相手にスムーズに通じた時は、英語に自信が持てるようになると思います。外国人と話をするとき、頭の中で一生懸命言うことを考えながら英語を組み立てて何とか伝えられたにも関わらず、聞き返されてしまうと自信を失ってしまいますよね。前述した通り、英語はあくまでコミュニケーションですので、意図が伝わらなかったり、聞き取りにくいことがあれば聞き返されることもある。それは母国語でも同じ。ということを念頭に置くことは重要ですが、それだけでは気持ちが続かないこともあるでしょう。次からは、英語に自信を持つため、「通じた」という状況を作るためにはどのような勉強をするべきかをご紹介していきます。
英語に自信を持つための3つの勉強方法
1. 毎日少しずつ英語に触れる機会を作る
英語に自信がなくなってしまう理由の一つは、「言葉がうまく出てこない」「思うように英語を発するできることができない」ということがあります。そして、そのようになってしまう原因は英語を使う頻度が少ないことにあります。英語から離れている期間が長いほど、言葉が出にくくなったり、聞き取りにくくなってしまったりします。毎日少しずつでも英語に触れる機会を作ることで、英語の感覚が薄れてしまうことを防ぐことができるとともに、「毎日英語に触れている」という事実から、気持ち的にも自信を保つことができます。では、具体的にはどのようにして英語に触れるのが最も効果的かを見ていきましょう。
2. 音読をする
音読は日々の生活で英語を使うことがない人にこそおすすめです。音読をすることで、英語を発し、聞くことになります。毎日英語を口にし、聞く環境を作ることで確実に英語は上達します。
音読をする際のポイントは以下の通りです。
- 易しい内容のスクリプトを選ぶ
- 内容を理解したうえで音読をする
- 同じスクリプトを3回以上は読む
- 自分が読んでいる内容を話している気持ちになるよう気持ちを乗せたり、状況をイメージしながら読む
音読と言っても、ただ文字を読む作業ではなく、「会話の疑似体験」をすることが重要です。そのため、内容は自分の理解のできるレベル感のもので、長すぎないもの、また、自分が話している感覚になることが必要です。そうすることで、インプットされやすくなりますので、同じような話題について話すときに言葉が出やすくなったり、音読した文章のストラクチャーで文の組み立てがしやすくなります。
3. フレーズを覚える
暗記が苦手という方もいるかもしれません。ただ、多くのフレーズを使いこなせることは、自信アップに繋がります。フレーズの良いところは、ネイティブの使う意図のまま、自然に伝えることができる点です。日本語の通りに直訳で英作文をすると、不自然になってしまうことは多々あります。そこで、「こう言いたい時ネイティブならこれを言う」というフレーズを知っていれば、その一言で伝えることができます。
また、あいづちのフレーズは、会話をスムーズに運びます。例えば、質問をされ返答に困ったとき。黙り込んでしまう代わりに、「Well, that’s a good question.」と言えるだけで、会話のキャッチボールができている実感が生まれます。「Yes/ No.」や「OK!」といったシンプルなあいづちのみを続けてしまうよりも、会話を楽しむこともできます。
フレーズ集などを利用して、自分が会話をする際に使えると感じたものをそのまま覚えてしまうのが良いでしょう。
では、雑談から商談まで、ビジネスシーンで幅広く使えるフレーズが3200本収録されています。
部下や上司に、「こういう時こう言えたら」という場面別の表現や、「専門的で伝えるのが難しい」と感じる職種別の表現など、明日すぐに使えるフレーズが見つかります！
こちらは当サイト内の日常会話で使えるワンフレーズ集です。何気ない一言に困っている方はぜひご活用ください。
英会話教室で自信・実力をアップ
英会話教室を利用することで、自信をつけることが可能です。英会話は「会話」ですので、たくさん話すことが必須です。しかしながら、毎日の生活で英語を使用する機会はなかなかありませんので、自ら英語を話す機会を作っていくことが大事です。
英会話教室の利点は、相手は英語を教えてくれる先生ですので、間違えても気にすることなく多くの場数を踏めることです。第二言語学修得論においても、英会話の上達に必要なことはインプットとアウトプット、そしてインタラクションと言われています。覚えたこと（インプットしたこと）を発していく（アウトプットする）のですが、その際にただ一方的に発するのではなく、相手がいるうえで、その反応を見ながら会話のキャッチボール（インタラクション）をし、うまく伝わらなかったこと（間違えたこと）を正していく、ということが上達の効率を上げると言われています。英会話教室はそのインタラクションができる場です。間違えるために通うと言っても良いでしょう。ここで重要となってくるのは、間違えてしまった時に、しっかりと正しく直してもらうことです。講師の質の高い英会話教室では、きちんと間違いを訂正してくれますので、英会話教室を選ぶ際の一つのポイントにすると良いでしょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか。英会話に自信を持つ方法をご紹介してきました。
前述したように、指摘をしっかりしてくれる英会話講師を選ぶことは英会話を上達させる上で大事なポイントです。そうは言っても、指摘が厳しすぎたり、雰囲気が怖いと感じて英語を話せなくなってしまうこともあるかと思います。
ワンナップ英会話のネイティブ講師達は、日本人がどのような間違いをしやすいかを熟知した経験ある講師が多く在籍していますので、生徒さんの言いたいことを汲み取りながら、間違えた箇所を正してくれます。また、指摘の頻度やチェックの厳しさ、レッスン内での雰囲気（「フレンドリーに楽しく」、「ビジネスライクできっちり」など）も細かな要望を反映させることができるため、自分にぴったり合ったレッスンを受けることができます。
体験レッスンでは、ネイティブ講師のレッスンを実際に受講し、レベルチェックを行います。その結果をもとに日本人アドバイザーがカウンセリングを行いますので、上達の学習プランを提案いたしますので、英会話に自信をつけたい方は、ぜひ一度お気軽にワンナップ英会話までお越しください。
