英会話スクールに通うことをお考えの方の中には、英会話スクールの選び方が分からず、どんな教室に通えば良いか分からない方も多いのではないでしょうか？
せっかくお金を払って通うのですから、なるべく自分に合った良いスクールを選びたいものですよね。
今回は、自分に合った英会話スクールの選び方として、重視したい12のポイントをご紹介します。
英会話スクールの選び方でお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
英会話スクール選びで確認しておきたい12ポイント
一口に英会話スクールといっても、多種多様なスクールがありカリキュラムやレッスン方法などもさまざまにあります。
しかし、英会話スクールの中には品質の良くないものや学習方針が自分に合っていないものもあり、スクール選びで失敗したという方は多くいます。
ここからは、自分に合った英会話スクールの選び方で確認しておきたいポイント12点を紹介していきます。
ポイント①学習メソッドが自分に合っているか
学習メソッドとは、効率的に英会話を学習するためにスクール自体が設けている学習方針をさします。
たとえば、文法などの知識のインプットを重視したスクールもあれば、会話がメインの
学習メソッドによっては自分に合っていないと感じる場合もあるため、英会話スクールの選び方の1つとしてどのようなメソッドを持っているかを確認しておくと良いでしょう。
ポイント②どのような学習コースがあるか
一般的な英会話スクールでは、「ビジネス英会話コース」や「短期集中型学習コース」など、目的や受講者の属性に合わせてさまざまな学習コースを用意しています。
せっかく英会話スクールに通っても、自分の希望する学習ができないのであれば意味がありません。
そのため、英会話スクールの選び方では自分の目的を実現できそうな学習コースを用意しているかの確認も重要です。
また、同じ系列のスクールであっても校舎によって対応しているコースが異なる場合もあるので注意しましょう。
ポイント③カリキュラムがしっかりしているか
英会話スクールの選び方では、授業のカリキュラムがしっかりしているかも確認ポイントです。
通常、英会話スクールには数か月単位で通うことになるので、受講者の英語力にあわせて段階的にレベルアップさせるための授業メニューを組んでいます。
これを一般的にカリキュラムと呼び、カリキュラムがしっかりしていないと目標としている英語力を身につけられない可能性があります。
英会話と一口にいっても、学びたいことや強化したい部分は人によってさまざまです。
そのため、自分が学びたいことを多く取り入れているカリキュラムかどうかを確認しましょう。
ポイント④自分に適した教材を使っているか
授業で使う教材が自分に合っているかどうかも、英会話スクールの選び方のポイントとなります。
教材は英会話スクールによってもさまざまであり、市販に流通されているテキストから、スクール独自が出版しているものなど多種多様です。
教材の内容によっては自分が理解しやすいかどうかが変わってくるため、なるべく自分に合った教材を扱うスクールを選びましょう。
入会前に教材を見せてくれるスクールも多いので、実際に使ってみて確認することをおすすめします。
ポイント⑤講師との相性は良さそうか
英会話スクールによって採用している講師はさまざまであり、人によって相性の合う・合わないがあります。
たとえば、より実践的な英会話を学びたいという場合には英語を母国語とするネイティブ講師が最適です。
しかし、ところどころ日本語で補足説明をしてほしいという方にとっては、日本語と英語の両方を話せる講師のほうが向いているでしょう。
また、細かい指導方法やコミュニケーションの取り方にも相性があるため、入会前に体験授業を受けて講師との相性を確認することをおすすめします。
ただし、学習コースや校舎によっては毎回同じ講師が指導をするとは限らないので、注意しましょう。
ポイント⑥どのようなレッスン方式を採用しているか
英会話スクールの多くでは、ニーズにあわせて多種多様なレッスン方式を採用しています。
たとえば、すき間時間に学習ができるオンラインレッスンや、複数人で実践的な学習を行うグループレッスンなど、目的やニーズ別に最適なレッスン方式が異なります。
自分が求める英語レベルや、学習しやすい環境などを考慮したうえで、最適なレッスン方式を採用している英会話スクールを選びましょう。
レッスン方式を考える際は、自分が長期的に学習を続けられるかどうかも考えておくことをおすすめします。
ポイント⑦支払いやすい料金形態であるか
英会話スクールの料金は、スクールや校舎によって金額に大きな差があり、具体的な相場はありません。
また、選ぶ学習コースやレッスン方式などによっても変わってくるため、自分の受けたいコース・レッスン方式の条件を決めたうえでスクールを比較すると良いでしょう。
複雑な料金形態だと支払いが面倒になってやめてしまうというケースもあるので、英会話スクールの選び方では、自分が支払いやすい金額や料金形態かどうかも重要です。
ポイント⑧日本人カウンセラーがいるか
英会話スクールのなかには、授業を行う講師とは別に日本人のカウンセラーを採用しているところもあります。
日本人カウンセラーとは、主に受講生の悩みを聞いて解決する役割をもっており、授業内容以外にも講師との相性やカリキュラムについていけるかといったことなどを相談できます。
スクールに長く通い続けるためのフォローを行ってくれるので、日本人カウンセラーがいることで入会後も安心して続けられるでしょう。
ただし、カウンセラーにも人によって品質が異なっておりそもそもカウンセラーがいないという場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
ポイント⑨サポート体制は充実しているか
英会話スクールでは、英会話の授業だけではなく無料の添削サービスやセミナーなどのサポートを行っていることも多いです。
異文化交流のためのイベントや海外留学の支援などのサポートがあれば、より実践的な英語力を身につけられるでしょう。
ただし、スクールによってサポート体制はさまざまであり、自分に役立つサポートであるかどうかは事前に確認が必要です。
ポイント⑩学習しやすい雰囲気であるか
グループレッスンや複数人で授業を受けるタイプの英会話スクールの場合、学習がしやすい雰囲気であるかどうかも選び方では重要なポイントです。
校舎や教室・講師の人柄などによっても学習環境の雰囲気は大きく変わるので、自分が英会話を気持ち良く学べるかをチェックしましょう。
学習しやすい雰囲気であるかどうかは、入会前の体験授業や見学時の受講生の雰囲気などで感じ取ることができます。
ポイント⑪通いやすい立地に校舎があるか
校舎に直接通って授業を受けるタイプの英会話スクールの選び方では、通いやすい立地に校舎があるかも重要です。
特に社会人や学生の場合は、仕事や学校帰りに寄りやすい場所に校舎があると長期間通いやすいでしょう。
また、自宅近くの校舎を選べば休日でも通いやすいというメリットがあります。
ポイント⑫受講生が自分と同じ属性か
英会話スクールに通っている方はさまざまであり、仕事をしながら通う社会人が多い場合や学生が多いといったことがあります。
そのため、教室の雰囲気は受講生の属性によって左右される部分が大きく、なるべく自分と同じ属性の受講者が多いスクールを選ぶと過ごしやすい可能性が高まります。
たとえば、40代の男性が多い教室と20代前後の女性が多い教室では、雰囲気が大きく異なります。
集中して学習することや、円滑なコミュニケーションのためにも、自分と近い属性をもつ受講生が多いかどうかもチェックしておきましょう。
【目的別】英会話スクールのレッスン・学習コースの選び方
英会話スクールのレッスン方式や学習コースの選び方として、目的に合わせて選択することをおすすめします。
なぜなら、英会話を学ぶ目的によって最適なレッスン方式や学習コースが異なるからです。
以下に、それぞれの目的にあわせたレッスン方式・学習コースの選び方をまとめました。
英会話スクールに通って具体的に達成したい目標がある方
英会話スクールに通って、具体的に達成したい目標や英語力のラインがある方は多いのではないでしょうか？
たとえば、TOEICで600点以上を取りたい方や海外の留学先でも日常会話に困らない程度の英語力が欲しい方など、人によって目標はさまざまです。
具体的な目標を持つ方は、集中的に学習できるレッスン方式や学習コースが向いています。
以下に、おすすめのレッスン方式・学習コースをまとめました。
おすすめ①マンツーマン英会話
マンツーマン英会話とは、講師と1対1で行う個人レッスンです。
個人の力量にあわせて柔軟に授業内容や指導を変えられ、目標とする英語力を身につけるための効率的な学習が可能です。
カリキュラムやレッスン方式、授業時間などを講師と相談して決められるので、自分の都合に合わせて無理なく学べます。
ただし、講師とマンツーマンでじっくりレッスンを行うため、他の学習コースやレッスン方式よりも料金は高めに設定されていることが多いです。
おすすめ②短期型オンライン英会話
短期型オンライン英会話とは、ネットを活用して短期集中的に英会話を学習する方法です。
短期集中型のため結果がすぐに出やすく、効率的に英会話を学習できるカリキュラムで授業を行っていきます。
また、オンラインであるため場所や時間を問わず、都合にあわせて学習できるというメリットがあります。
ただし、短期集中型の学習コースは比較的料金が高く設定されている傾向にあります。
オンライン英会話のメリットやデメリットに関する詳細は、以下の記事に記載しています。
気になる方は是非ご覧ください。
趣味や自己啓発で英会話を学びたい方
海外旅行に行った際に日常会話ができるようになりたい方や、教養の一環として英会話を学びたいという方は多くいます。
趣味や自己啓発の目的で英会話を学ぶ方は、具体的に身につける英語力の目標を設定せず、英会話自体を楽しみたいという方が多い傾向にあります。
そのため、英会話を多く行う学習コースや複数人で英会話を行うグループ形式のレッスン方法がおすすめです。
以下に、おすすめの学習コース・レッスン方式をまとめました。
おすすめ①グループ型英会話レッスン
グループ型英会話レッスンとは、3～10名ほどの受講者を集めて講師が英会話の授業を行うレッスン方式です。
授業の中でグループ内の人と英会話の練習を行うことも多く、人前で英語を話すという場に慣れる機会として最適です。
また、同じくらいの英語力をもつ受講者と切磋琢磨することにより、自身の英語力の向上にも役立つでしょう。
料金は、個人レッスンや短期集中型よりも比較的安く設定されている傾向にあります。
おすすめ②オンライン英会話
オンライン英会話は、ネットを利用してパソコン越しに講師の授業をリアルタイムで受けられるレッスン方式です。
パソコンだけではなくスマホにも対応しているスクールも多く、時間や場所を選ばずに学習できるというメリットがあります。
そのため、比較的長期的に学習を続けやすく、カリキュラムによっては英会話を多く含んだ授業も可能です。
校舎に通学するタイプの対面式レッスンよりも、料金が低く設定されていることが多いです。
おすすめできない英会話スクールの特徴
数多くの英会話スクールのなかには、品質がよくないものやおすすめできないスクールもいくつかあります。
しかし、一見しただけではそのスクールが良いのか悪いのかの判断はつきにくいでしょう。
ここからは、英会話スクールの選び方の1つとして、おすすめできない英会話スクールの特徴を紹介していきます。
特徴①講師やスタッフの対応がよくない
入会前の見学や体験授業で、対応してくれた講師やスタッフの対応にあまり良い印象を持たない場合は、おすすめできない英会話スクールといえます。
これから長期的に通うことになるスクールで、対応してくれる講師やスタッフの対応がよくないことは大きなストレスにもなります。
その結果、スクールに通うことをやめてしまい英語力も身につかなかったという失敗例は多々あります。
講師やスタッフの第一印象は非常に重要なポイントであるため、よく見ておくと良いでしょう。
特徴②講師の品質が不十分
おすすめできない英会話スクールの特徴として、講師の品質が不十分な点も挙げられます。
具体的に品質が不十分な講師としては、以下のような場合があります。
受講者のレベルに合わせた授業をしない講師
受講者のレベルに合わせず、ただ一方的にカリキュラムを遂行するだけの講師は品質が良いとはいえません。
質問時間や受講者に問いかけるといったこともせず、ただひたすらにテキスト内容を読み上げるだけでは英会話の力は上がらないでしょう。
受講者のレベルを見極めて、適切な授業を行ってくれる講師を選ぶことが重要です。
授業の準備をしない講師
英会話スクールでは、講師もテキストの内容を読み込んで勉強し、授業の流れを組み立てる準備をする必要があります。
しかし、準備をせずに授業を始めてしまう講師もなかにはいます。
準備をしないまま授業を始めると、何度も講師がテキストを読み返すことや言っていることが場合によって異なってしまい上手く英会話の学習ができない可能性もあります。
特徴③スクールの雰囲気が悪い・清潔感がない
通学型の英会話スクールで、雰囲気が悪い場合や清潔感がない校舎・教室であるときも、おすすめできません。
校舎・教室の雰囲気が悪い場合や清潔感がない場合、モチベーションが下がって通学したくなくなる可能性が高まります。
結果として英語力が身につかず、支払った料金が無駄になってしまうことも考えられるので、見学や体験授業などでしっかり見極めるようにしましょう。
スクールが自分に合っているかどうかを消去法でみつけるのがよい
数多くスクールがある中で、ある程度時間を掛けて選ぶのは良いでしょう。
ただ、英会話スクールの選定に慎重になりすぎて、時間をかけ過ぎても全く意味がありません。
本来の目的は英会話スクールを探すことではなく、英会話を上達させることです。
こちらの記事では英会話スクールの選び方に具体例とともに紹介しております。
あわせてお読みください。
英会話スクールを選ぶ際は自分に合った学習ができるかを重視しよう
いかがでしたでしょうか？
英会話スクールを選ぶ際は、校舎・教室の雰囲気やレッスン方式などが自分に合っているかどうかを判断する必要があります。
スクールに通うことで自分が何を達成したいのか、どのようになりたいのかを改めて考えて目標を立てておくと、スクール選びに役立つでしょう。
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入会時の英語レベルをチェックしたうえでカリキュラムを組むため、無理なく英会話を学習できます。
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