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【医師の英語】「安心してくださいね」医療英語フレーズ#27

  • 医療英語ワンフレーズ

「安心してくださいね」を英語でいうと?

医療従事者の方が患者さんに対して、安心してくださいね。大丈夫ですよ。
と言いたい時、英語では何と言うでしょうか?

海外の医師が使っている表現はコチラとなります。

You’re in good hands now.
安心してくださいね。大丈夫ですよ。

in good hands 「面倒を見てくれる人がいる、信頼できる人に委ねられている、安心して任せていられる」といった意味で使われる慣用句です。“良い手” の中で守られている様子を想像すると良いでしょう。

【with + 人】を繋げて使うことも多いです。人の部分には“良い手” の持ち主、つまり安心して任せられる人が入ります。たいていは自分自身よりも自分のいる組織や自分以外の誰かを指して使われます。

Our surgical department is top-notch so you’ll be in good hands with us.
ここの外科は一流ですので、安心してお任せください。

Dr. Yamada is one of the best physicians we have. You’re in good hands with him.
山田先生はこの病院のもっともすぐれた医師の1 人ですから、安心ですよ。

自分自身だけを指して使うと相当な自信がある響きになりますのであまり一般的ではありませんが、自分を含めたチームや病院全体などを指して使う分には問題ありません。
You are in good hands. は患者さんに寄り添う表現でもありますので、うまく使ってみて下さい。

日本語自体はシンプルなので

You are OK.

などの表現を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか。
しかしOKという表現は要注意です。
実はOKは私たち日本人が思うほどオーケーではありません!(言い方にもよりますが・・・)
英語の場合、OKは「大丈夫!」というよりも「ギリギリ悪くないけど・・・」というニュアンスがあります。

例えば、レストランで食事をして味を聞かれた時に、そっけなくIt’s ok.と言うと「食べられない事はないよ」というくらいのニュアンスを意味します。
もっとわかりやすく極論すると、もし私の友人が彼女の手料理を初めて食べて、その料理の味をOKと表現したなら、私は「まずかったんだね・・・」と理解しちゃいます。それくらいOKはポジティブワードではないという事を押さえておきましょう。

また、Don’t worry.という表現を考えた方もいると思いますが、Don’t worry. だと医療のプロフェッショナルとして少し無責任な印象を受けます。
危険性はゼロではないのに「危険性はない」と伝わってしまう可能性があります。その後の容体がどうなるかわからない状態において、Don’t worry.はあまり適切でないケースが多そうです。

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